AI・半導体関連は東京エレクトロンやスクリーンなど製造装置株を中心にしっかり推移する一方、ソフトバンクグループはAI投資計画の不透明感から下落した。日経平均も銀行株高を伴い堅調となった。
前夜の米国市場
2026-09-24 の米国市場は、S&P500が-0.02%・ナスダック総合が+0.01%(VIX 15.7)でした。AIバリューチェーンの上流である米国の値動きは、本日の東京市場の同じバケットの関連株に波及しやすい材料です。各バケットの前夜の米国株は、下の「値動きした重点銘柄」表に日本株と並べて掲載しています。
本日の AI・半導体インフラ
今日のセクター概況
5日累計の対TOPIX超過では、④AIプラットフォーム・投資バケットが最下位となり、前日までの⑤フィジカルAI・社会実装から入れ替わった。近い期間では④だけが相対的に弱含む構図が鮮明になっている。
バケット別 集計
| バケット | 本日(日本) | 前夜(米国) | 5日累計(対TOPIX) |
|---|---|---|---|
| ①半導体・製造基盤 | +1.72% | +0.58% | +7.70pt |
| ②データセンター・ネットワーク基盤 | +0.83% | -0.66% | +4.15pt |
| ③電力・エネルギー基盤(構成銘柄が少なく参考値) | +0.71% | -0.06% | +3.90pt |
| ④AIプラットフォーム・投資(構成銘柄が少なく参考値) | -3.18% | +0.29% | -4.19pt |
| ⑤フィジカルAI・社会実装 | +0.55% | -0.63% | +1.95pt |
各バケットの構成銘柄を等加重で平均した値です。値動きの大きい銘柄の影響をそのまま受けます。「前夜(米国)」は2026-09-24の米国市場の値で、日米で構成銘柄数が異なるため参考値です。構成銘柄が少ないバケットは数値の振れが大きく、参考値として扱ってください。
値動きした重点銘柄
①半導体・製造基盤
日本株(本日)
| 銘柄 | 騰落率 | 材料 | 確度 |
|---|---|---|---|
| 東京エレクトロン 8035 | +4.82% | 日経平均の大幅高と半導体関連物色の流れから買いが向かったとみられる。(出典: みんかぶ) | 確認 |
| イビデン 4062 | +4.20% | エヌビディア関連報道後の流れとAI半導体物色、配当権利取りで続伸したとみられる。(出典: みんかぶ(フィスコ)) | 確認 |
| SCREENホールディングス 7735 | +3.31% | 半導体関連主導の相場と配当権利取りの買いでセクター連動の上昇となったとみられる。(出典: みんかぶ) | 確認 |
米国株(前夜)
| 銘柄 | 騰落率 | 材料 | 確度 |
|---|---|---|---|
| インテル INTC | +3.91% | CPU主体のエージェント型AI需要期待やAI関連半導体セクター全体の物色が強まり、インテル株も連れ高したとみられる(出典: Yahoo! Financeほか) | 確認 |
| AMD AMD | +2.38% | AIデータセンター需要期待とメタ向けカスタムチップ等の成長ストーリーが意識され、高値圏ながら買いが優勢となったとみられる(出典: BestStocks) | 確認 |
②データセンター・ネットワーク基盤
日本株(本日)
本日±3%超の値動きはありませんでした。
米国株(前夜)
| 銘柄 | 騰落率 | 材料 | 確度 |
|---|---|---|---|
| デル DELL | -2.51% | AI関連ハイテク株全体のリスク回避でセクターが売られ、DELLも利益確定売りに押されたとみられる。(出典: MarketScreener) | 確認 |
③電力・エネルギー基盤
日本株(本日)
本日±3%超の値動きはありませんでした。
米国株(前夜)
前夜の米国は目立った動意なし。
④AIプラットフォーム・投資
日本株(本日)
| 銘柄 | 騰落率 | 材料 | 確度 |
|---|---|---|---|
| ソフトバンクグループ 9984 | -3.18% | 参画計画の一角で不可抗力通知が報じられ、AIデータセンター投資への不透明感が意識された。(出典: SBI証券) | 確認 |
米国株(前夜)
| 銘柄 | 騰落率 | 材料 | 確度 |
|---|---|---|---|
| メタ META | +4.50% | 新AIエージェント「Muse」の利用拡大と複数のアナリストによる目標株価引き上げを好感した買いが続いたとみられる(出典: The Motley Foolなど) | 確認 |
| オラクル ORCL | -3.47% | ニューメキシコ州のAIデータセンター「Project Jupiter」で開発業者にフォースマジュール通知を送ったとの報道で、プロジェクト遅延・コスト懸念が高まり(出典: The Motley Fool) | 確認 |
⑤フィジカルAI・社会実装
日本株(本日)
| 銘柄 | 騰落率 | 材料 | 確度 |
|---|---|---|---|
| キーエンス 6861 | +3.02% | 新規材料は乏しいがテクニカル改善とAI投資期待背景に買い戻しが進んだとの見方がある。(出典: Yahoo!ファイナンス) | 確認 |
米国株(前夜)
| 銘柄 | 騰落率 | 材料 | 確度 |
|---|---|---|---|
| トリンブル TRMB | -2.75% | 個別材料は見当たらず、足元の金利上昇懸念など市場全体の調整に連動した下落とみられる | 推定 |
市場全体の動き(背景)
日経平均
66,364.2+1.30%
66,364.2+1.30%
USD/JPY
158.84+0.87%
158.84+0.87%
セクター上位
銀行+3.49%
銀行+3.49%
セクター下位
電力・ガス-0.36%
電力・ガス-0.36%
ETF出来高は低めで、市場参加は弱め。
日経225 値上がり率トップ3
| 順 | コード | 銘柄 | 騰落率 | 終値 | 出来高倍率 | 理由 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 6301 | コマツ | +5.98% | 7,640 | 1.76x | 推定 日経平均5日続伸で景気敏感株に買いが広がり、世界景気やインフラ投資需要の回復期待も追い風となりコマツが上昇、出来高も膨らんだ。 |
| 2 | 8308 | りそなHD | +5.00% | 2,540 | 0.96x | 推定 日米長期金利の上昇と中間配当の権利取り期待から銀行株が総じて買われ、地銀大手のりそなHDにも資金が入り急伸し、出来高も増加した。 |
| 3 | 8035 | 東京エレクトロン | +4.82% | 56,520 | 1.24x | ↑「本日の AI・半導体インフラ」で詳説 |
日経225 値下がり率トップ3
| 順 | コード | 銘柄 | 騰落率 | 終値 | 出来高倍率 | 理由 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1803 | 清水建設 | -5.98% | 2,210 | 5.16x | 確認 CB発行と自己株式取得枠拡大に加え、ToSTNeT-3による自社株買い実施を同時に開示したことで思惑が交錯し、清水建設株の売買が集中して出来高が急増。 |
| 2 | 9984 | ソフトバンクG | -3.18% | 6,150 | 1.01x | ↑「本日の AI・半導体インフラ」で詳説 |
| 3 | 6526 | ソシオネクスト | -2.43% | 2,244 | 1.36x | ↑「本日の AI・半導体インフラ」で詳説 |
日経225 出来高急増トップ3
| 順 | コード | 銘柄 | 出来高倍率 | 騰落率 | 理由 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1803 | 清水建設 | 5.16x | -5.98% | 確認 CB発行と自己株式取得枠拡大に加え、ToSTNeT-3による自社株買い実施を同時に開示したことで思惑が交錯し、清水建設株の売買が集中して出来高が急増。 |
| 2 | 4183 | 三井化学 | 2.29x | -1.33% | 推定 直近に石化業界再編期待を背景とした目標株価引き上げ報道があり株価が上昇していたところ、中間配当権利取りを意識した売買も加わり三井化学の出来高が増加。 |
| 3 | 4755 | 楽天G | 2.10x | -1.68% | 確認 日米の長期金利上昇で高水準の有利子負債を抱える同社の金利負担増が意識され、財務リスク懸念から楽天グループは年初来安値を更新し、出来高も膨らんだ。 |
言及銘柄の蓄積ページ
この記事で取り上げた AI・半導体インフラ重点テーマ銘柄の、材料・株価・観察シナリオ履歴を蓄積したページです。

